緑内障|西宮市の眼科 『宇山眼科』 西宮駅より徒歩5分。

西宮市の西宮駅より徒歩5分にある宇山眼科

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緑内障

緑内障について

緑内障について

緑内障とは、目から入ってきた情報を脳に伝達する視神経という器官に障害が起こり、視野(見える範囲)が狭くなる病気のことです。治療が遅れると失明に至ることもあります。
厚生労働省の調査では、我が国の失明原因の第1位といわれており、日本の社会において大きな問題として考えられています。
緑内障は中高年の方に起こる代表的な病気のひとつです。症状がない場合でも、定期的に眼科検診を受けることをおすすめします。

緑内障の症状

見える範囲(視野)が狭くなる症状が最も一般的ですが、初期の段階では視野障害があっても全く自覚してないことがほとんどです。緑内障の進行は緩やかな場合が多いので、かなり進行するまで緑内障の症状に気付かないこともあります。

視野障害が進行した場合は、視力が低下したり、場合によっては失明することさえありえます。急激に眼圧が上昇した場合は眼痛・充血・目のかすみのほか、頭痛や吐き気を自覚することもあります。

緑内障の検査

眼圧検査

眼圧検査とは、房水という液体によって保たれている眼球内圧(眼圧)を測定する検査のことです。
眼圧は、健康な目でほぼ一定ですが、房水の生産量と流出量のバランスが崩れると変動が起こります。
緑内障を調べる際には必須の重要な検査です。

隅角(ぐうかく)検査

この検査で、急性(閉塞隅角)緑内障を起こしやすい狭隅角かどうかだけでなく、緑内障のタイプを知るうえで重要な検査です。

眼底検査

レンズを通して視神経の状態を調べます。
緑内障を早期発見するために、特に重要な検査のひとつです。

視野検査

視野の異常をみることで緑内障を含め、多くの目の疾患が分かります。
緑内障では視神経の障害はゆっくりと起こり、視野も少しずつ狭くなっていくため、初期は自覚症状を感じることが殆どありません。
定期的に視野検査を行うことで、緑内障の進行具合を判断することができます。

OCT検査

最近広く普及してきた機器を使う検査で、いわばデジタル眼底検査ともいえるものです。
緑内障の早期発見、詳細な状況把握に有用です。

緑内障の治療

薬物療法

多くの緑内障では、薬物療法が基本です。一種類の目薬だけで効果が少ないと判断された場合は、複数の目薬を組み合わせます。
また、眼圧を下げる飲み薬もありますが、全身の副作用が強く出ることがあり、内服できない場合もあります。

レーザー治療

レーザー治療は緑内障の種類によって、目的が違います。
閉塞隅角緑内障に対しては、虹彩(茶目)に孔を開けて、眼内の房水の流れをよくします。
一部の開放隅角緑内障に効果があるといわれるのは、線維柱帯を照射することで房水の排出を促進することです。

手術

薬物療法やレーザー治療が効果がなかった場合に行われます。
簡単にいうと、、房水を眼外に排出しやすくする手術と、線維柱帯を切開して房水の排出をたやすくする手術があります。

当院ではレーザー治療も含め緑内障手術は行っていません。

緑内障手術が必要になった患者様は、ご相談の上、病型、経過から最も適切な手術方法を専門医の目で見極め、その手術を得意とする施設をご紹介しています。

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